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地域観光資源としての取り組み

「流鏑馬競技の聖地・十和田」ブランド確立へ

地域観光資源としての取り組み

地域産業資源活動事業計画「独自技術で改良した「新南部馬」を活用した競技流鏑馬のブランド化」について

独自技術で改良した「新南部馬」を活用した競技流鏑馬のブランド化事業とは

【本事業着手の経緯】
当社は平成4年、十和田乗馬倶楽部として設立され、北里大学との共同研究により、南部馬を乗用馬として活用するとともに、日本の風土に適し、日本人の体系にマッチした南部馬の研究開発を行った。その結果、小型強靭で温和な性格が特徴の「新南部馬」開発に成功した。平成20年には前述の地域産業資源計画を実施するに当たり、㈲十和田乗馬倶楽部として法人化した。
地域産業資源計画における5年間の事業実施により、初心者・初級者を中心としたレジャー乗馬プログラムを開発し、独自の魅力づくりを行い、年間1000人を超える観光客や子供たちに初めての乗馬体験を提供している。
また、「流鏑馬」の普及をさらに進め、「レジャーホース」と2本柱の「十和田ブランド」確立を図る経営方針である。
平成14年に新たな乗馬サービスメニューとして試験的に「流鏑馬」を導入した。
流鏑馬を含む弓馬礼法は、馬上における実戦的弓術の一つとして平安時代から存在したが、現在は神社の神事として、日本の各地で盛んに行われ、観光の目玉となっている。
流鏑馬は神職や氏子など男性が継承してきたが、当社は老若男女が気軽に取り組めるスポーツ競技として競技人口の拡大に努めてきた。
十和田市においては、市の協力を得て、十和田市中央公園中央緑地で女性を対象とした「桜流鏑馬(毎年4月中旬開催、2015年で12回目、参加者平均30名)」と市が開催する「十和田駒フェスタ」の1プログラムとして性別を問わない「全国流鏑馬選手権(毎年10月中旬開催、2015年で22回目、参加者平均50名)」を実施している。
また、競技流鏑馬のトップランナーとして他地域の流鏑馬競技大会(北海道函館市、青森県青森市、岩手県二戸市、岩手県奥州市、岩手県遠野市、福島県古殿町)の開催支援を行っている。
競技として認知されるためには、競技者の拡大と技能指導を行うインストラクターの存在が不可欠で平成22年度あおもり元気チャレンジ助成事業「流鏑馬普及のためのインストラクター育成と体験メニュー確立」事業により、全国への普及活動と指導者の育成活動などを行った。
事業の拡大に伴い、流鏑馬対応乗用馬を15頭にまで増やすとともに2014年には常設流鏑馬練習場(直線走路150メートル)を設営した。
当社が現在行っている流鏑馬は十和田市中央公園の一部に200mのコースに3か所の的を設けて実施しているが、いずれも市のイベント(花見、十和田駒フェスタ)の一環として行われるもので、希望者はあってもこれ以上回数を増やすことができない。
また、現在、流鏑馬を希望する人は、弓道などの経験者が大宗を占めており、未経験者については研修プログラムが必要である。

【本事業で取り組む内容】
前述のとおり、当社が十和田市で行う流鏑馬は年2回のみであり、愛好者は練習した成果を発揮する場所が少なく、また、競技への意欲を持続させる仕組みが必要であった。昨年、流鏑馬練習場を常設し、定期的なイベント開催が可能になったことから次の3つのプロジェクトを行うことにしたものである。

a独自の技能認定制度の確立
b流鏑馬競技大会イベント等の充実
c流鏑馬普及・事業活動啓蒙のためのキャンペーン

【本事業により期待できる波及効果】
・現在純血種は8種2400頭ほどしかいなく、絶滅の危惧にあり、その保存と積極的な活用策の構築が望まれる和種馬にとって、価値再生の起爆剤となる唯一の方法といっても過言ではない。その需要拡大により、当社の持つレジャーホース(新南部馬)生産と育成技術がより価値のあるものになる。
・世界に誇れる日本文化の明確化と参加できる機会が生まれ、和式馬術の継承につながる。
・これまで、ブリティッシュ・ウエスタンぐらいしか選択肢のなかった乗馬への関心が、流鏑馬で新たな間口を広げることができ、乗馬人口の拡大につながる。
・本事業キャンペーンを2020年東京オリンピック開催に関連した機会で行うことができれば、世界的に非常に効果的なアピールとなる。
・当社の事業ノウハウを持つ連携先が増えれば、全国規模での大会開催が活発に行われ、地域活性、観光客増加となる。

【活用する地域産業資源】
1.地域産業資源の名称
流鏑馬:十和田市
(平成27年2月17日公表「青森県地域産業資源活用事業の促進に関する地域産業資源の内容の指定」の「(3)文化財、自然の風景地、温泉その他の地域の観光資源」より。)

2.商品の優れた特性を実現するために不可欠な要素として用いる地域産業資源の特性
・10年間の流鏑馬競技イベント開催による観光イベントとしての地位
・流鏑馬競技イベント実施のノウハウ
・流鏑馬に特化した乗用馬の所有および育成技術
・指導者、馬、道具、場所といった流鏑馬に必要なものが整備された環境

3.地域産業資源の新たな活用の視点
・日本古来の文化・武芸である和式馬術を体験できる流鏑馬を、観光資源として世界へアピールする。
・流鏑馬の練習と流鏑馬競技大会出場までを合わせたプログラムを体験メニューとして提供していく。
・「流鏑馬競技の聖地・十和田」としてブランドを確立する。

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