(平成29年度)
第3回世界流鏑馬選手権
(2017年10月14日(土)・15日(日))
第3回目となる本年の世界流鏑馬選手権は、これまでの十和田駒フェスタ内の1イベントから独立し、新たな単独イベントとしてのスタートとなった。昨年同様に流鏑馬競技大会を世界に誇る観光資源の一つとして育成し、観光振興及び地域活性化を図り、十和田市を体感してもらうことを目的に全国各地より出場選手を募り、大会規模の拡大を図った。
海外からの参加者も増え、その特性を活かした新たなプログラムも試験的に行うことができた。また、当会にとっても、単独イベント初年度にて、様々な課題を見出すことができ、今後の発展を見据えた新たな一歩を踏み出すことができた。
【実施プログラム(両日共通)】
07:00~09:00 試走練習
09:00~09:30 初日のみ:開会セレモニー(入場パレード)
09:30~11:00 初級2走
11:00~12:00 中級2走
12:00~12:05 日仏対抗二頭立て演武 1走
12:05~14:00 団体戦2走・プロ級4走
14:00~14:30 中級1走
14:30~14:45 勝抜戦
15:00~15:30 初日:集合写真撮影 2日目:閉会式
○流鏑馬競技
・エントリー49名(初級23名・中級16名・プロ級10名・団体戦5組・勝抜戦5名)
※男女比・・・男性18名、女性31名
※参加選手の出身地・・十和田市4、おいらせ町1、三戸町1、七戸町2、野辺地町2、八戸市3、三沢市1、むつ市1、田子町1、北海道6、岩手県2、宮城県1、山形県2、福島県3、群馬県2、埼玉県2、千葉県1、東京都3、神奈川2、愛知県1、奈良県1、大阪府1、兵庫県1、広島県2、アメリカ1、フランス2
※参加選手年代別分布・・10代3名・20代11名・30代12名・40代9名・50代10名・60代4名
・各級成績上位3名表彰。その他、審査員特別賞(新人賞・弓使い賞・安全騎乗賞)ならびに一般投票にてベストドレッサー賞を表彰。
○日仏対抗二頭立て演武
日本代表選手2名とフランス代表選手2名による団体走デモンストレーションを1走行う。
○オープニングセレモニー
参加選手が一同に入場し、大会に向けた選手宣誓を日本語と英語とフランス語で行う。
○運営
本部にて流鏑馬グッズ販売。また、紙による出走表配布(250部)の他、携帯・スマホ等で見られるインターネット出走表公開・パンフレットを販売(84部)なども行う。
○馬ふれあいコーナー
市民が馬とふれあう機会として、体験乗馬を行った(120名利用)。青森県立三本木農業高等学校 動物科学科 愛玩動物研究室 馬学研究室からのボランティア協力4名とともに実施。
○飲食店出店
青空商店組合、東奥商事による飲食店、ウエスタンハットジャパンによるレザークラフト体験、一般財団法人 日本原子力文化財団によるPRコーナー出店。
【事業規模】
・スタッフ・ボランティア(2日間述べ人数)88名
・使用馬28頭(すべて和種、和種系)十和田20、函館3、輪厚3、岩手2
・参加者所属団体
十和田乗馬倶楽部、北里にんじんサークル、高岡和人税理士事務所(十和田市)、八戸弓馬会(八戸市)、古殿町流鏑馬保存会(福島県)、寒河江八幡宮流鏑馬保存会(山形県)、道央流鏑馬会、函館どさんこファーム(北海道)、ユーユーファーム柴田、遠野郷馬っこ王国(岩手県)、東京組(東京都)、全国流鏑馬女子部(日本各地)、アルボバレイ乗馬クラブ(フランス)
・来場者 約10,000名(初日4,000名・2日目6,000名)
・後援
十和田市、青森県上北地域県民局、公益社団法人全国乗馬倶楽部振興協会、流鏑馬競技連盟東北支部、NHK青森放送局、RAB青森放送株式会社、ATV株式会社青森テレビ、ABA青森朝日放送株式会社、東奥日報、デーリー東北新聞社
【(2017年)第3回世界流鏑馬選手権大会結果】
●初級
■総合優勝 阿曽 薫
■総合2位 成田 園子
■総合3位 髙岡 和人
●中級
■総合優勝 中澤 栄次
■総合2位 阿部 誠悟
■総合3位 阿部 巧
●プロ級
■総合優勝 布施 蒼依
■総合2位 池田 賢治
■総合3位 上村 鮎子
●団体戦
■総合優勝 道央流鏑馬会
■総合2位 青森県選抜
■総合3位 全国流鏑馬女子部2017
●勝抜戦
■初日優勝 布施 蒼依
■2日目優勝 布施 蒼依
●特別賞
■ベストドレッサー賞(男性)髙岡 和人
■ベストドレッサー賞(女性)尾形 栄衣子
■弓使い賞 阿部 誠悟
■安全騎乗賞 古舘 要・奥山 寛人
■新人賞 鈴木 頼子