1.102022
(2021年)まるくこども園「こども流鏑馬立射演武隊」活動記録まとめ
まるくこども園「こども流鏑馬立射演武隊」とは…
近隣の認定こども園との連携プロジェクトで、園児9名(年長クラス)が、10月の世界流鏑馬選手権での流鏑馬立射演武発表に向けて、毎月1回の弓矢指導を行いました。
実施毎に活動記録を残していきました。こどもたちの成長をお楽しみください!
■3月15日
初回は、担当の村井先生と自己紹介ののち、準備運動として立ち透かし姿勢を意識した体操と弓矢の持ち方・打ち方などを学びました。初めての弓矢にみな大喜び!!
■4月15日
子どもたちは弓矢の持ち方、扱い方、矢拾いのルールなどをしっかりと理解し、覚えていたので、安全に取り組むことができました。
弓矢をセットしてから打つまでの時間が、前回に比べ格段に早くなったので、みんなで並んで、そろって打つ練習もできました!
■5月17日
本日は、上村先生による弓使いの指導の下、練習に励みました。
整列、気を付けなどにも意識して、メリハリのある動きを練習しました。その成果もあり、動と静のバランスもかっこよく、そろって見えるようになりました!
また、前回まで、弓を引く動作がぎこちなかった子たちも難なく弓を使いこなしており、各個人の成長も見られました。
デーリー東北の記者の方が来ていたこともあり、やや緊張気味な子どもたちでしたが、真剣に、そして楽しみながら活動できました。
■6/30
音楽に合わせての練習をしました。音楽無しと比べると、集中して弓を射れるようでした。
また、入場と整列、あいさつの練習もできました。
弓使いは、持ち方を間違えない、号令を聞いてから動けるなど、それぞれ要領を得て、回を重ねるごとに上達しています。
■7/14
本日は雨天のため、屋内での練習となりました。
矢は打たずに型の練習や、衣装の着かたの練習、行進の練習を実施。
担任の先生と細かく打ち合わせをしながら、全体の流れを確認し、本番を想定した立ち位置や並び順など先生と子どもたちと一緒に決めることができました。
■8/18
本日も雨天の為、屋内での練習でした。
今回は新たに、曲中に太鼓の音を入れて、その太鼓の音に合わせて動く練習をしました。
太鼓の音があると分かりやすいようで、子供たちも積極的に取り組んでくれました。
屋内のため、矢を放つことはできませんでしたが、通しの流れと、曲に合わせての弓の動きは、覚えて理解できたようでした。
回数を重ねるたびに覚えが早くなる、動作の切り替えができるようになるなど、子供たちの成長が感じられてうれしいです。
■9月~11月のできごと
①9月からのコロナ感染拡大状況により、園と協議を重ねた結果、やむなく10月のイベントでの発表を断念!結局イベント(世界流鏑馬選手権)そのものも、無観客開催となってしまいました。
②11月まで練習は行えませんでしたが、リベンジ案として12月にある園の「お遊戯会」にて披露することを決定!!
③先生方と相談して、室内(舞台)でできる演目に再構成して練習再開!
■12/2
3カ月ぶりの練習会は、用意した衣装を着て練習してみました。
実際に本番のステージで、入場から退場まで、一連の流れを繰り返し練習しました。
久しぶりでみんな忘れていないか心配でしたが、見てみたらビックリ!!
前回の練習から今日まで、園の活動時間の中でたくさん練習してくれていたとのことで、子どもたちも演武の流れを覚え、その中で型もしっかりできていました!
先生、ありがとうございます!!
子どもたちも集中して練習に取り組み、入場や礼など、太鼓に合わせてきれいに揃えることができました。
■12/8
最終リハーサル日。3月からの練習も今日が最後。
本番同様の流れで行い、最終調整をしました。
■12/11 お遊戯会本番
いよいよお遊戯会本番です。子供たちは8時半から集合し、着替えをしてスタンバイしていました。緊張しないように、園の先生が絵本の読み聞かせをしたり、一人ずつの記念写真を撮ったりしていました。子供たちは、いつも通りにおしゃべりする子もいれば、少し緊張してじっと椅子に座っている子もいました。
ホールの客席には、お父さんお母さんがたくさん来ていて、ビデオカメラをセッティングしたりカメラを構えてスタンバイしていました。
ついに本番が始まりました。温かい拍手で迎えられ、子どもたちはいつもと違う雰囲気に少し緊張しながらも、弓の演武を堂々とやり遂げました。
子供たちは、発表をしながら、客席の中にお父さんお母さんの姿を見つけ、少し恥ずかしそうにしたり、嬉しそうにしたり、いつもより張り切ったりしていました。
3人ずつ3組の発表が終わり、クライマックスでは9人全員で見事な演武を披露しました。
立射演武披露フルバージョン動画です
村井先生から子どもたちへ
○りく君
静かに!とか、並んで!とか、先生が言うといつも一番にピシッとできるとってもお行儀が良い子です。
理解力が高く、弓の練習ではお手本をやって見せると、まねしてすぐに出来るようになります。
まじめに練習に取り組み、お友達の良いお手本となってくれました。本番もビシッと決まったね!
○やまと君
にこっと笑った笑顔がとってもキュート! だけど根っこはとてもまじめな子です。
ひたすら自分の弓矢に向き合い、もくもくと練習に励む姿は、まるで職人のよう。
僕、水色にする!と言って、自分で射籠手を選びました。とっても似合っていましたよ。
○かなと君
「先生ぼくね、こんなことも出来るよ!」と言ってブリッジやでんぐり返りを見せてくれました。
とても運動神経のよい子です。弓矢を教えていても飲み込みが早く、すぐにできるようになりました。
おゆうぎ会では開演の挨拶と、弓の演武の最後の挨拶をやりました。大きな声でできたね!
○とうま君
「先生見て!ここケガしたの。」と、時に痛そうに、時に誇らしそうに、名誉の傷を報告してくれます。
繊細で控えめな性格ですが、お友達と一緒に全力でかけっこするなど、勇ましい一面もあります。
弓も最初はこわごわやっていましたが、最後には慣れてみんなと一緒に楽しそうにやっていました。
○ゆうま君
3人兄妹の長男!とてもしっかりしています。6歳になって、「歯が抜けたよ!」と教えてくれました。
お友達と遊ぶときは思い切りはしゃいで、先生の話を聞くときはじっとするなど、切り替えが上手です。
おゆうぎ会では開会の挨拶を勤め、弓の演武では「礼!」の挨拶を堂々とかっこよく出来ました!
○りゅうが君
初日の練習では、初めて見る弓矢に興味津々!練習も、面白いと言って楽しんでくれました。
ときどき甘えん坊な一面もあり、抱っこしてと来ることもありました。本番はたくさんのお客様がいて緊張するかなと思ったけれど、先生やみんなと一緒に上手に発表ができました。頑張ったね!
○ゆいと君
笑顔がとってもチャーミング!朝行くと、おはようって可愛い笑顔で挨拶してくれます。
練習では、弓が思うように出来なくて、悔しくて泣いてしまったこともあったね。
それでもくじけずに何度も練習して、本番では今までで一番の発表をみせてくれました!
○れんと君
ムードメーカーで、いつも元気いっぱい!大きな声で、はきはきとお話ができます。
練習中も、全員で揃えて打つときに、待って!出来た!いいよ!など積極的に声を出していました。
つられて、みんなが声を出し合うようになり、タイミングが揃うようになりました!ありがとう!
○ひろと君
「先生おはよう!」と、いつも一番に挨拶してくれます。 周りの人をよく見ており、困っている人のお手伝いをしたり、下のクラスのお友達の面倒を見たりなどができる、優しくて思いやりのある子です。
おしゃべりが上手で、弓の練習をしながら、最近の出来事をお話してくれました。また聞かせてね!
みんな本当によく頑張りました!!
最後になりますが、今日まで活動を共にしてくださったまるくこども園様、この活動を快く取り入れてくださった園長先生、子どもたちの指導に慣れていない私に優しくアドバイスしてくださった園の先生、ありがとうございました!!
そして何より、初めてやる弓矢に苦戦しながらも、一生懸命練習し、お遊戯会で完璧に発表してくれた年長組の子どもたち、本当にありがとうございました!!
「流鏑馬立射演武」普及事業
http://towada-yabusame.com/enbu/
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