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うま好き!みんなあつまれ~!【第1号】

十和田乗馬倶楽部には様々な年代のお客様が馬との触れ合いを楽しみにいらっしゃいます。そして、ひとたび競技となると年も男女も関係ない!全ての人がライバルとなります。おもしろい倶楽部だと思いませんか?
そんな、様々な人たちの馬との触れ合いをピックアップしてご紹介していくコーナーです。

記念すべき第1弾の”うま好き”は、
布施蒼依(ふせあおい)さん

布施蒼依

おいらせ町出身 13歳
乗馬歴7年
流鏑馬歴5年
(H28.4月現在)
スペードとの練習を終えてきた蒼依さんにさっそくお話を聞きましょう!

記者:こんにちは~お疲れ様でした。今日は蒼依さんにインタビューということで、さっそくお話を聞かせてくださいね。よろしくおねがいします。
蒼依:あ~ハイ、よろしくお願いします。ウフフッ。

トライズトライズのメンバーと学年の違う子ども達のグループでした

記者:蒼依さんはまだ13歳なのに乗馬歴が7年ということですが、乗馬を始めたきっかけはなんですか?まだ小学一年生位ですよね?
蒼依:始めたきっかけはもともと馬が好きで、小さい頃から毎週駒っこランドに行って体験乗馬をやっていたんですけど、お母さんがそんなに乗りたいんだったら乗って練習できるところを探してみるかって言って、そしたら十和田乗馬倶楽部があるよって。駒っこランドのすぐ近くでした。見学に来て見たら「トライズ」っていう馬を練習する子どものポニーのチームがあってすぐに入りました。

トライズベッキーと流鏑馬走路を走ります

記者:すぐに決めちゃったんですね。トライズではカドリールなどの練習や発表をしていたみたいだけど、どうして流鏑馬をやることになったのかな?
蒼依:流鏑馬大会の選手が走る前に子どもが走る露払いというのがあるんですが、その役をトライズの子ども達で交換てやることになって。そのときはベッキーという馬で参加したんですけど、その大会にトライズで訓えてくれている先生達が出場していてすごくかっこいいーなーと思いました。それで、ただ馬に乗る乗馬だけじゃなくていろんなことを馬でやってみたいと思いました。

流鏑馬走路駒フェスタで露払いに挑戦!

記者:出場するまではどうしてたのかな?
蒼依:ただひたすら練習してました(笑い)あとは馬との関係作りをしていました。上下関係はもちろん、信頼関係や絆が大事だと思って。その時に、トライズの一人ひとりに担当の馬を付けることになって、今のパートナーのスペードと組むようになりました。

弓の練習弓の練習。基礎からしっかり学ぶ

記者:選手として流鏑馬大会に出場したのはいつからかな?
蒼依:4年生の桜流鏑馬が最初でした。初出場だったけど初日は3位になれて、弓使い賞ももらいました。いろいろ大会で入賞しているけど、その弓使い賞が一番うれしかったです。

桜流鏑馬桜流鏑馬。緊張で顔もくもる

記者:練習はどんな感じでやっているのかな?馬術のほうも練習しているみたいだけれど?
蒼依:月・水・金は馬術協会で、火・木・金はスペードのところに来て練習しています。朝の4時半に着いて、5時半には練習を終えて家に向かいます。それから学校へ登校しています。流鏑馬の練習は土・日に2時間位で平日は家の庭で弓練習をしています。朝練習を始めてからスペードとの信頼関係が深くなったような気がします。とてもなかよくなりましたよ。あとは倶楽部でインストの先生に直してもらったり、弓練習のビデオを自分で撮影しておかしいところを直したり、注意されたところを見直したりなどしてます。

駒フェスタ駒フェスタに参加

記者:一番苦労したことはなにかな?
蒼依:ついてしまった癖を一つ一つ直さなければいけなかったことと、手を離して乗らなければならないので
どうやってうまく馬をコントロールしていくかが難しくて。今はだいぶ乗れるようになってきたので「魅せる流鏑馬」を目標にしていて、細かい動きや目線も気をつけてお客さんが「きれいだな」とか「かっこいいな」とか思ってもらえるようにしたいと思っています。

駒フェスタ入賞駒フェスタで中級優勝と弓使賞獲得

記者:大会に出場してみてどうだった?
蒼依:ただただ楽しかった!!「あの子かわいい」とか当ったときに「お~!!」っていわれるとすごくうれしくて。返し馬のときに話したことの無かった人や知らない人が名前を呼んでくれたりするんです。歩いてても声をかけられたり。みんなが応援してくれてるんだなと感じました。

駒フェスタプロ級駒フェスタでプロの部デビュー。馬手射初挑戦!

記者:ゴール付近で見ていると人気度がわかるんですよ!シャッターの音が多いとか少ないとか。
蒼依:頑張ったらその分、きちんと返って来るんだな。みんなが見てくれるからまた頑張ろう、いっぱい練習しようと思いました。

ジャンプ衣装のままジャンプもやっちゃいます

記者:蒼依ちゃんといえば、お母さんの存在も大きいですよね。送り迎えも、大会の衣装も手作りだそうですね。
色とか形とかいつも色々な華やかな衣装を着ていますが、だれが決めているの?
蒼依:衣装はお母さんが決めています。おまかせで、特に私の意見はないんです。送り迎えはとても感謝しています。お母さんのおかげで毎日馬にも乗れて、学校にも行けるので。朝も私がスペードに乗っている間に馬房の掃除をしてくれたり、流鏑馬のときは矢拾いをしてくれたり。仕事が休みの時のも一人でスペードに会いに来たりもしてるんです。二人目の子どもみたい。私の弟かな(笑い)。朝の練習も車の音の区別がついているみたいで、足音もわかっているみたいで、馬房に行くとすぐ顔を出すんですよ。親子でスペード大好きなんです。

スペード大好き!スペード大好き!

記者:13歳で乗馬歴7年もある蒼依ちゃんの乗馬や流鏑馬を続けていける原動力は何かな?
蒼依:馬を好きな気持ちが一番かな。どんなレベルでも、もっと上を目指せる向上心をもって頑張ろうって。みんなそれぞれこだわりがあると思うけど、私は常に楽しむことを考えて乗ってます。乗っている人が楽しそうだと見てる人も馬自体も楽しいと思うんじゃないかなって。

おいらせ町から表彰おいらせ町から活躍を讃え表彰されました

記者:蒼依ちゃんが練習してるのを見てるといつも楽しそうだもんね。「キャ~スペったらぁ~」とかアハハハって笑い声が良く聞こえてくるものね。去年の駒フェスタからはプロの部に参戦していますが、プロの部出場はどうでしたか?
蒼依:鮎子さんやプロの部出場の人はオーラがぜんぜん違うなと思いました。迫力がちがう!すごい!自分も最終目標はプロの部で優勝してかっこいいーといわれたいな。

おいらせ町広報おいらせ町の広報にも登場!

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大人の選手からも「打倒!!蒼依ちゃん」と
目標にされている中学2年生。
流鏑馬に馬術競技に活躍中です。
これらもさまざまな大会で
彼女に出会えると思います。
その時はぜひ声をかけて応援してくださいね!

布施蒼依

(2016年4月10日掲載)

※このインタビューの冊子版(PDF)をダウンロードする。

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